[コメント] 大阪市立東洋陶磁美術館が所蔵する飛青磁花生、油滴天目茶碗の2点の国宝をはじめ、青花蓮池魚藻文壺など12点の重要文化財や、青磁象嵌牡丹文鶴首瓶などの初公開作品、関連作品などを紹介しながら、かつてない規模と内容によって、安宅コレクションの形成過程とともに、同コレクションの生みの親である「美の求道者・安宅英一の眼」にせまる展覧会の図録
目次
安宅コレクション 林屋晴三
図版編
コレクションの形成 第1期(草創期)
昭和26年-昭和28年(1951-1953)
コレクションの形成 第2期(発展期)
昭和29年-昭和40年(1954-1965)
コレクションの形成 第3期(成熟期)
昭和41年-昭和50年(1966-1975)
コレクションの形成 第4期(整理期)
昭和51年(1976)
美の選択 ものは、三顧の礼をもって迎えるべし
安宅コレクションの小品 小さきものへの眼差し
資料編
ある夏の想出 コモ湖畔のシュナーベル 安宅英一
古美術 安宅英一
ものをして語らしむ 安宅英一の美学 伊藤郁太郎
中国陶磁の特質と安宅コレクション 出川哲朗
近年の韓国陶磁研究と安宅コレクション 片山まび
大阪市立東洋陶磁美術館館長インタビュー 伊藤郁太郎
安宅英一の足跡
安宅コレクション・もの・ひと
速水御舟 河北倫明
安宅英一と音楽
参考文献
出品リスト
サイズ:26.6×19.2cm ソフトカバー 271ページ